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ピチュマルカの布とチャウアイティーレの布

2012.11.12 22:10|旅 染織の旅 ペルー
観光を終え、
ちょっと車酔いもあってヘロヘロになっていたのだけど、
遅いランチを済ませたら、、復活!(笑)

また、ピチュマルカ(Pitumaruca)の布を見に行きました。
(クスコの町にも観光する場所はいろいろあるのですが、、スルー。^^;)
そしてもう、私は昨日すでに選んだので、買うつもりはなく、
呑気にしていたのですが、、
あの、私が探していた経を途中で切り替える布
Tiqlla(discontinuous warps) を見つけてしまったのです。
中でもこの布は、もう一目惚れでした。。

IMG_8122_20121113075805.jpg
(会場の床に置いて撮った写真)

中央で接いであるのですが、タテ方向は接いでいません。
たとえば左端で見ると、
グレーと黄色は、織りでつながっています。

色も質感も素朴で、すごく好み。。

IMG_0723.jpg

IMG_0765.jpg
色の境部分は針で仕上げてあるはずなのに、
その、織った部分と針の部分と差がないんですね。。

この技法はもちろん、スペインに侵略される前からのもので、
でも、沿岸地帯のものだったとか。。
今はクスコ周辺だとピチュマルカ地帯で織られている。とのこと。。
おもしろいですね。。

前日に購入した二面織の布に比べて、薄く軽いです。
それぞれ全く違うタイプの布となりました。
今回、見た布は、緯だけが表に現れる織り方がほとんどでした。
(タペストリー、組紐は別ね)
腰機で筬を使わないと、自然と高い経密度になるからだろうか。

IMG_0720.jpg
緯は黒一色。
経は、動物たちが織られているところは、白と黒の2色。
でも隣の花のような紋様になっているところは、
白、青、紫の3色の経で柄を出している。
ということは花のほうが生地が厚くなっているのかな、と思いきや、
同じような厚み。白赤×白青の二面織みたい。
そして浮き糸の多い、花のほうが生地は柔らかい。

IMG_0721_20121113132130.jpg

動物部分の織り方はピチュマルカだけでなく、
どこでも織られています。(でも紋様がやっぱり違います)
まさにスウェーデンの『フィン織』ですよね。。
(実はフィンの名前はここから取りました。白黒2色なので)
それにまさにカード織りのようなんだけど、
ピックアップで織っています。

カード織りは、
エジプト、ヨーロッパ、アジア・・・と、
世界中で見つかっているのだけど、
南米の歴史にはないようなんです。
スペインでは見つかっているのだから、伝わりそうだけど、
すでに技術があったから、
カード織りを取り入れる必要がなかったのかな?

IMG_0763.jpg

目で見ると、タテ方向に柄は分かれているけれど、
織る時は、ヨコ一列ずつだからね。。^^;
しかも彼らは図面なんか見ずに、頭の中にある絵で織り進める。
ひと柄ずつならともかく、花柄部分のピックアップをして、
動物部分をピックアップして、、だもん、すごい!

・・・
そしてこのまま布の紹介に移ります。
チャウアイティーレ編。

この布は、ちょっと褪せた色がお気に入り。
でも、この青はナチュラルのインディゴではない
インディゴ染料を使っているそうです。

IMG_0726.jpg

IMG_0757_20121113132707.jpg
こちらはショルダーバッグなんだけど、織り目がゆるいので、
糸の表情がおもしろいです。

でもね、洗濯したら気づいちゃった。。
藍もそうだけど、インディゴも、
そのままでは水に溶けない色素なので
あれこれ(割愛)染めるようにするのだけど、
インディゴは、化学薬品を使います。でもこれは、、
たぶん、・・尿を使っています。
何の尿なのかはわからないけれど。(笑)
乾いている時は全く臭わないけど、明らかに。。
ショールもバッグも、両方とも同じ臭いがしたので、
そういうやり方なんでしょう。
昔はそういうやり方もあったことを知ってはいましたが、
現代でもとは。。あ、でも本当のところはわからないけどね。
聞いたわけではないから。
でも、とてもレアなものを手に入れてしまった気分(笑)
あ、そういえば、
ターシャ・テューダーも尿でインディゴを染めてたっけ。

これもチャウアイティーレにて。
投石のための紐なんだけど、ペルーの組紐です。
村人が投げる見本を見せてくれました。^^
IMG_0753_20121113135107.jpg

IMG_0752.jpg
この紐もそうなのかはわからないけれど、
写真で、手で筒型を作って、それで組んで行くのを見ました。。
大らかさに衝撃。。

IMG_0751.jpg
これは30cmくらいの端切れみたいな感じなのだけど、
彼らの洋服の淵にもついている同じものでした。
かわいかったので選んだのだけど、宿に帰ってから、
改めて眺めたら、アラ、化繊?^^;
この間、洗濯したあと、端っこに火を当ててみましたが、
トローリ。。はい、化繊でした。
彼らの服を良く見てみると、手芸店で買うようなテープとか、
本当にいろんなものがついているんですよね。
一見、伝統的な服装のままに見えるけれど、
やはり変化はしているんだろうな。

そしてニットも盛んです。
IMG_0747.jpg
ユニークな形。。^^
カメラとか入れるといいよ、ってジェスチャーで。

お人形はそのひとつひとつが違っていて、
思わず「かわいい〜」って、
(いい歳して)連呼していたようで・・^^;
お母さんたちが「かわいい〜」って、
笑いながら真似して言ってたっけ。

そんな風に織り手と交流しながら、布を迎えられて良かったな。。
チャウアイティーレも、ピチュマルカのお父さんも。

クスコを離れる時は、何だか淋しかった。
まだ、丸2日リマでの時間があるのに、
旅はもう終わったも同然だった。

Comment

刺激的

ん~素敵!
とっても刺激されています.

わ!お久しぶり〜!元気ですか〜?
こういう布たち、ちょっと懐かしいのでは?^^
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プロフィール

アヤ

Author:アヤ
大きな木のもとで、
ロップイヤーのたんぽぽと、
ボーダーコリーのフィン、
2人と2匹で暮らしています。

たんぽぽ(ロップイヤー)2007/1/4 生まれ

フィン(ボーダーコリー)2009/6/3 生まれ

アズー(ブルーボタン) 2014/11/21生まれ

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